過去に開催されたAPAFの記録です。
APAF-アジア舞台芸術ファーム2020

世界中が新型コロナウイルス感染拡大によって翻弄される中、APAFディレクターの多田は全面オンラインでの開催を早々に決断。身体あってこその舞台芸術だが、この機会にオンラインで舞台芸術の幅を広げる試みを、というメッセージに賛同したファシリテーターや参加者たちが集まりました。特にExhibitionでは、オンライン会議システム上にいる観客が作品の登場人物になっていくなど、オンライン演劇の枠を超えるスキームの挑戦がなされました。異文化であることを共有し、さらに高みを目指すAPAFの理念をそのままにコロナ禍の中で大きな成果を上げることができました。
APAF-アジア舞台芸術人材育成部門2019

多田淳之介がディレクターになって大幅なモデルチェンジを行った2019は、3つのプログラムで実施しました。2018年の参加者を中心に日本とフィリピンから2人のディレクターが共同創作した作品を上演したExhibition、ジョグジャカルタと東京の2都市でアートキャンプを行ったLab.。コミュニケーションの密度をあげることで参加者たちそれぞれが発見や課題を乗り越える場となりました。それらを見学、体験する20代の若手アーティストたちによるYoung Farmers Campも異なる価値観と膨大な情報量によって意識の変化につながりました。
APAF-アジア舞台芸術人材育成部門2018

「国際共同クリエーション」では、昨年の国際共同制作ワークショップで上演された小作品のうち、インドネシアの演出家の作品をフルサイズに発展させ上演しました。「国際共同制作ワークショップ」では、インドネシア、日本、フィリピンの演出家のもと小作品を3つ制作し、上演しました。「APAF アートキャンプ」では、日本国内・アジアを拠点に舞台芸術のジャンルで活躍する参加者たちが、東京芸術祭の開催期間に東京に滞在して、観劇、レクチャー、フィールドワークなどのインプットと、スピーチ、ディスカッションによるアウトプットをおこない、最終日には一般公開でのプレゼンテーションを実施しました。
APAF-アジア舞台芸術人材育成部門2017

アジア舞台芸術人材育成部門2016

アジア舞台芸術祭2015

アジアの若手アーティストが共同して新たな舞台芸術の創造活動を行い、「国際共同クリエーション公演」として1作品を、「国際共同制作ワークショップ」として3作品を制作し、上演しました。シンガポールでは、昨年、2013年の種芋を発展させたフルサイズ作品の発表で幅広い賞賛を得たシンガポールのチョン・ツェシエン氏の演出による『うえる』を公演しました。また「APAFアートキャンプ」では4ヶ国から6人の舞台芸術の専門家を招聘して、ディスカッション等のプログラムを実施しました。
アジア舞台芸術祭2014

2014年は、アジアの若手アーティストが共同して新たな舞台芸術の創造活動を行う新方式の2年目にあたる年であり、「国際共同クリエーション」として2作品(台北作品、東京作品)と、小作品を制作する「国際共同制作ワークショプEXT」として2作品を制作し、発表上演しました。また「APAFアートキャンプ」では、アジア10都市から舞台芸術の専門家を招聘して、ディスカッション等の6つのプログラムを実施しました。
アジア舞台芸術祭2013

2013年は、「国際共同制作ワークショップ」を行い、アジアの若手アーティストが東京に集まり、交流しながら6つの小作品の制作・公演を行いました。また、昨年度、好評を得た共同制作による作品を「特別公演(プロデューサー企画公演)」として再演しました。昨年に続き「舞台芸術国際共同制作人作育成事業(APAFアートキャンプ)」もより内容を充実させて実施しました。
参加者インタビュー
アジア舞台芸術祭2012

2012年は、ソウル・台北・東京のアーティストが国際コラボレーションにより制作した作品を練り上げ」、リニューアルオープンした東京芸術劇場にて、「国際共同クリエーション公演」として3演目を続けて上映し、また、「国際共同制作ワークショップEXT」も行いました。さらに、次世代を担う人材が国際共同制作というフィールドで活躍するきっかけづくりとして、アジアの舞台芸術専門家、若手アーティスト及び舞台芸術を学ぶ人々との相互交流の場を作る「舞台芸術国際共同制作人作育成事業(APAFアートキャンプ)」を初めて開催し、アジア6都市から舞台芸術専門家を招聘して意見交換などを実施しました。
劇評
アジア舞台芸術祭2011

2010年の国際共同制作ワークショップの成果が高く評価されたため、この中で作られた10分間の小作品=<種芋>のうち3作品を、ソウル、台北、東京の各都市がそれぞれ1作品ずつ、フルバージョンの作品として新たにクリエーションし、「国際共同クリエーション公演」として上演しました。また、東京で開催した「国際共同制作ワークショップEXT」では、ハノイと東京のアーティストが2チームに分かれて「家族」というテーマで新たな小作品の創作をおこないました。
アジア舞台芸術祭2010

アジアの若手アーティストが東京に集まり、交流しながら小作品の制作を行うことで、アジア発の新しい舞台芸術の創造の可能性を探る取組みを試行しました。
アジア舞台芸術祭 第7回東京

アジア舞台芸術祭2009東京では、参加都市との国際共同制作作品や、東京の最先端の若手劇団によるショーケース等様々な演目が行われ、多くの来場者にアジアの文化に出会い楽しんでいただきました。
アジア舞台芸術祭 第6回ソウル

ソウル芸術見本市と併せて開催された第6回は、華やかなオープニングセレモニー・コンサートをはじめ、ソウル、台北、東京、バンコク(特別参加)を代表する多様な公演を室内と野外とで行いました。また、これまでの規模を発展させる礎石となるアジア舞台芸術祭でした。
アジア舞台芸術祭 第5回マニラ

マニラでのANMC21総会と並行して、これまでの歩みを紹介するブース展示と、マニラ、デリー、ハノイ、ソウル、台北、東京を代表する優れたアーティストたちによるショーケース公演を行いました。
アジア舞台芸術祭 第4回台北

第4回の芸術祭のテーマは、”transforming”と”performing”をつなげて創作した”Asia Transperforming”。アーティストは演じることにより、変わりつつあるアジアの様相を描き出そうと試みました。
アジア舞台芸術祭 第3回ハノイ

開催都市ハノイをはじめ北京、ソウル、台北、東京が公演を行ったほか、バンコクが民族舞踊団を引き連れて初の特別参加を果たしました。
アジア舞台芸術祭 第2回デリー

開催都市であるデリーをはじめ、北京、ソウル、東京の舞台公演、セミナー、ワークショップ等が華やかに行われました。会場は常に立ち見が出るほどの盛況でした。
アジア舞台芸術祭 第1回東京

これまで接する機会の少なかったアジアの演劇や舞踊の上演、珍しい楽器による演奏を通じて、市民レベルの相互理解と文化交流を促進しました。